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障碍者が働くパン屋に、行政はより積極的な支援を

 『『日本の長者番付、ユニクロ柳井正氏が初の1兆円超えで4連覇 | YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)』

 

柳井氏の事業のもっとも素晴らしいところは、積極的な障碍者雇用でしょう。雇用に占める障碍者の方の比率は、2004年以降7%、2009年以降は8%に達しています。

 

雇用している障碍者の方の6割が、知的障碍者です。障碍者雇用は一般的に、身体障碍者の比率が高くなりがちと聞きます。

 

更に素晴らしいのは、障碍者の方に任せている仕事の内容です。

『バックヤードは障害者の職域|日経ビジネスオンライン』

清掃、搬入だけに限らず、品出しやディスプレイまで任せています。

 

アパレルの商品展示は妥協できる業務でなく、従業員教育がたいへんなことは容易に想像できます。時間をかけてでも教育するのは、平等意識だけではないでしょう。

商品展示を学ぶことで、知的障碍者の方が、自分で身の回りの整理ができるようになるという、利点も大きいと推察します。

 

そう推測したのは、障碍者によるパン屋のお仕事に、同じような効用があると伺ったからです。

何年か前に横浜情報文化ホールであったイベントで、障碍者を雇用するパン屋の方のお話を聴く機会がありました。

衛生管理の苦労は並半端でなく、鬼教師役に徹しているとおっしゃっていました。

 

髪をいじったりするのを決して許さず、もしやったらすぐ叱って手を洗わせ、衛生状態を保つ。知的障碍者はけっして天使などではなく、やってしまったことを隠す悪知恵もあるので、目を光らせていると、率直にお話しくださいました。

 

この、綺麗事ですまさない厳しい指導に、知的障害者の普段の行儀を正す効用もあるのは、間違いないでしょう。

 

つい先週、障碍者が働くパン屋の一つが姿を消しました。

障害者働くパン店にお別れ 千葉・浦安市許可打ち切り|朝日新聞デジタル』

 

やはり障碍者雇用に情熱を注いだヤマト運輸の創業者、小倉昌男氏が設立した企業が源流ということです。

しかし、充分な雇用の受け皿となってないということで、市の使用許可が打ち切られました。

 

最も多い時は、5名の障碍者の方が働いていました。現在2名にまで減ったので、事業継続は認められませんでした。

 

行政とは、もっと長い目で事業を見守るものではないでしょうか。

 

パン屋「スワンカフェ&ベーカリー新浦安店」は、正面のアーケードにありました。

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手前の車の人たちには、このあとけっこう聴衆が集まっていました。

これは開始直後ですから。

 

 

同じ場所からの、夜の撮影風景。カメラが邪魔ですね。

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映してるのは、ACTAを衆議院で通過させた方です。